2018年1月18日
去年7月、福岡にて2歳の女の子が抑制具を用い歯科麻酔しラバーダム治療後に死亡する事故が起こりました。
亡くなられたお子様のご冥福をお祈りいたします。
この事件に関しまして、残念ながら詳しい情報が私たち歯科界に入ってきません。
1月17日スキッリにて、ニュースとして取り上げていた際私たちも知りました。このニュースをみた皆様は、私たち同様大変不安な張り裂ける気持ちになられたかと思います。
当院ではまず、身体をぐるぐる巻きに拘束する抑制器具は使いません。
トレーニングを経て正しく安全に、かつ楽しく虫歯治療出来るようにします。
また今回の件では、歯科麻酔あるいは、ラテックスラバーのアレルギーが考えられます。当院では、ノンラテックスラバーも用意してありますのでアレルギーの有無を教えてください。
またショック症状があらわれた場合の対処も当院スタッフ訓練しております。
また少しでも異変がある場合酸素飽和度も測定していきます。
この教訓から再度トレーニングの重要性を認識いたしました。泣きわめくいやいやなお子さんに無理に治療はしませんのでお子さんと一緒に治療出来るようトレーニングしていきましょう。
芹澤歯科医 菊池真以子